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子連れ出勤制度に関して思う事

2019/01/21

宮腰光寛少子化対策担当相が政府として「子連れ出勤制度」を後押しすると表明したことで、随分ネット上で話題になっていましたね。

 

子育て中の方々からの猛批判…無理もないことです。

 

「どこでもできるのではないか」なんて言ったら

子育て中の方なら敏感に反応してしまいますよね…どこでもなんて絶対無理!と(笑)


 

かくいう私も、日中はわが子の相手と家事で手一杯で

座っている時間もない程でして…

弟の昼寝の時に一緒に横になってやっと(身体的に)一息ついている感じです。

もっと要領よくこなせれば良いのでしょうが、どんくさいのでなかなか難しいです(*´ω`*)

そして昼寝後から夜寝かすまでノンストップ…一日なんてあっという間ですね。

ブログを書いたり、確定申告の準備をしたりなんて…チャレンジしようとしたこともありましたが…無理でした(笑)

  

お仕事をされながら育児をしている方は保育園からのお仕事、お迎えそして子供の世話…休みは休みで子供の相手…

本当に大変だろうなと思います。


 

この話を聞いたときにふと、姉のお仕事中に甥の子守をしていたことを思い出しました。

2歳くらいだったかなと思います。

共に現場に行って、車中で待機です。まさに子連れ出勤。

現場には危険な物がたくさんあります。幼児は抱っこでもしてないと近づくことですら気を遣うのです。

 

当時私には子供はいませんでした。

しかし、姉の子供の姪をよく子守していたので楽勝だと思っていたのです。

ところが私によく懐いていた姪とは違い、甥は車中でギャン泣き(笑)

長いこと車の中にいるのにずっとです。機嫌をとるための卵ボーロが口の中で溶けていたのを覚えています。

子供の泣き声には寛容だった私でも

「いい加減泣き止んでくれよ…慣れてくれよ…(*´Д`)」

とげんなりしてしまいました(笑)

 

懐かしい思い出です。

姪甥たちの子守で子供への耐性が鍛えられた気がします。


 

自営業ではありますので、現場に子供を連れていくことは可能ですが

やはり幼い子供と共に行って仕事をするのは不可能ですよね。


 

また、もし子連れ出勤が一般化されたとしてそれが子供の幸せにつながるのか甚だ疑問です。

会社に託児所があって完全に預けられるならいいのですが、職場の一画に子供がいたら子供は必ず親を呼びますよね。気を引こうといたずらしたり暴れたり…。

 

親は会社でそんなことされたらイライラMAXになりますし、仕事優先で「お仕事だから待ってて」を言い続け、お菓子やネット動画を与え続けるのではないでしょうか。

子供もバカではありませんので「ここにいる間は何を言っても無駄なんだ」と理解し、親への信頼を失ってしまうのではないかなと思います。


 

しかし、いざという時…どうしても仕事に行かなきゃいけないのに子供の預け先が見つからない…なんていう時。

会社が子連れ出勤OKなら、本当に助かりますよね。

子連れ出勤制度を後押しすることは悪くはないと思います。


 

が、それ以前に誰もが安心して気軽に子供を保育園に預けられるようになって欲しいですね。


 

※画像は家の中で走り回るわが子らです。私の前の職場に彼らを連れて行ったらと思うと…間違いなく暴走しますね(;´∀`)